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5.302015
余ったピクルス液で本格中華あんかけ!おこげレシピ!
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もくじ
カリっとした食感がヤミツキに。酸味の聞いた中華あんかけをピクルス液で作ろう!
材料(1人分) | |
ご飯 | 茶碗かるく一杯 |
パプリカ黄赤色 | 各1/4個 |
しめじ | 50g |
柚子 | 少々 |
調味液 | |
醤油 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
水溶き片栗粉 | 適量 |
コンソメ固形 | 1/2個 |
余ったピクルス液(※基本なんでもOK) | お好みのお酢加減を味見しながら決めてね♪ |
ピクルス液 | |
お酢 | 100ml |
水 | 50ml |
砂糖 | 大さじ3 |
塩 | 小さじ1 |
タイム | 1本 |
作り方
①しめじ、パプリカを炒める
②あんの材料を入れる
醤油、みりん、酒、ピクルス液、コンソメ固形をいれてすこし煮詰めて味を素材にしみこませます。煮詰めすぎたら食感なくなって美味しさ半げーん。
最後に水溶き片栗粉をいれてお好みのとろとろ加減に。
③おこげをつくる
ご飯を平に形成してごま油をひいた鍋にぎゅーっと押しつけながら焼き上げる。最初はチリチリという音がして次第に音がしなくなるのでそこから焦げがつくまでじっくり焼きましょう。
④盛りつけ
かっこよく見せるにはご飯を3つ位に割って重ねるようにこんもり盛ります。基本料理は高く山状になるように盛り付けると奇麗に見えます。
完成!
おこげにアンをかけて最後に柚子を飾り付けてかんせ〜い。柚子はピューラーで薄く皮を剥いて1ミリくらいの幅で切って爪楊枝にクルクル螺旋状に巻き付けてやればこんな形になりまーす。
おこげの話
1-1「 おこげ 」を鍋底飯と呼んでいた
中国蘇州の人は、清の時代から「 おこげ 」を鍋底飯と呼び料理のひとつとして扱って来たんです。
その起源は誠に偶然・必要は発明の母そのもので、客にだすごはんに事欠き、鍋の底に「 鍋巴(鍋紦) 」、いわゆる おこげ が残っていたんですって。
そこでちょっと頭を働かせ、油で揚げて味付けしたスープをかけて見たんです。ところがどうでしょう!
お客様の喜ぶこと一応でなく、初めて おこげ が料理として認知されたんです。
これが無錫に伝わり“えび”が加えられ 蝦仁鍋巴として無錫の名物料理のひとつになったんです。
1-2 世界のおこげ
中国が発祥の地といわれる「おこげ」。
日本にはおこげ料理は定着しており、和食として捉えている人も多いのではないでしょうか?では世界にはおこげ料理はあるのでしょうか?
代表的なのはスペイン料理の「パエリヤ」。パエリヤは米と野菜、肉や魚介類を大きな鍋に入れて炊き込む料理ですが、鍋の底には「ソカラ」というお焦げができる様に炊き込む方法もあるそうです。
調べてみた所、パエリヤ以外には目立ったおこげ料理は見つからなかったのですが、日本をはじめお米を主食とする国や地方には、米を炊き込む過程で失敗ともとれる「おこげ」をどうにか美味しく食べようと工夫をした結果がおこげ料理として昇華していったのではないかな、と個人的には考えています。
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