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6.232015
簡単120日保存!和風味きゅうりのピクルスの作り方
このレシピのみんなの評価
ピクルスで使われる一番オーソドックスな野菜「きゅうり」。ピクルスの歴史はきゅうりのピクルスの歴史と言っても過言ではないほど昔から親しまれていました。
今回はそんなきゅうりのピクルスを昆布出汁を使った和風味で作ってみたいと思います。
もくじ
1.きゅうりのピクルスの材料
今回作るきゅうりのピクルスは和風味のピクルスです。ピクルス液の詳しい作り方は簡単!どんな野菜にも使える3種類のピクルス液のレシピの和風味のピクルス液を参照してください。
材料 | |
きゅうり | 4本 |
刻み昆布 | 10g |
刻み唐辛子 | 適量 |
ピクルス液(和風味) | |
お酢 | 900cc |
水 | 500cc |
みりん | 300cc |
砂糖 | 500g |
塩 | 大さじ1 |
昆布 | 5g |
※ピクルス液は作る量に応じて割合を変更して下さい。
2.良いきゅうりの見分け方
きゅうりと一言で言ってもいい物も悪いものもあります。ここでは良いきゅうりの見分け方をちょっとご紹介。
2-1.ブツブツがとれてなく先がとんがっている胡瓜
きゅうりにはブツブツしたイボがついていますよね?あれは古くなればなるほど丸みをおびてくるんです。新鮮な採れたてのきゅうりはブツブツの先端ががとんがっていて痛いくらいなんです。
スーパーで見つけるのは難しいかもしれませんがなるべくブツブツがとんがっている物を使いましょう。
2-2.先端が丸みを帯びている胡瓜
上の写真がいい胡瓜で下の写真が良くない胡瓜です。
きゅうりは先端が丸く頭からお尻までの太さが均一のものが水分バランスがきちんと整っている証拠。
お尻の部分がぷっくり膨れていたり、逆に細くなってしまっているものは水分バランスが偏ってしまって、きゅうりの中身が空洞化している恐れがあります。
2-3.色が濃く固い胡瓜
色は濃いければ濃い方がよく熟しています。濃いからと言っても柔らかくなっている物はダメ。きゅうりは時間が経ったものほど水分が外に逃げてしなびてきます。
濃くて固いきゅうりを選びましょう。
3.きゅうりのピクルスの作り方(和風味)
まずは先にお話した様な、なるべく良いきゅうりを4本用意します。
3-1.きゅうりのカット
きゅうりは乱切りにします。上下は1cmくらい切り落とします。大きさはひとくち大くらいが歯ごたえもよく丁度良いと思います。
3-2.刻み昆布を水で戻す
きゅうりを湯煎に掛ける前に刻み昆布を水で戻しておきます。
タッパ等に水をいれて1〜2分くらいで直ぐに戻るので使う時までそのまま放置しておきましょう。
3-3.きゅうりを湯煎にかける
殺菌の為ピクルスの具材は全て一度湯煎にかけます。きゅうりの場合は水分を多く含んでおりすぐに熱がとおるので短めで大丈夫です。
目安として胡瓜の色で判断をします。こちらの写真は湯煎にかけて5分くらいのものです。
そして下の写真は茹でてすぐの写真です。色が青々としているのがわかるでしょうか?
色が少しくすんできたらきゅうりの芯温が約75℃〜80℃くらいになっている目印です。これできゅうりの果肉に潜む菌の殺菌完了です。
3-4.きゅうりを和える
きゅうりをトレイに移し水で戻しておいた昆布と刻み唐辛子と合えます。きゅうりは相当熱くなっているので注意!
3-5.ピクルス液に漬ける
きゅうりを瓶に入れピクルス液を流し込んでいきます。なるべく全体がピクルス液に漬かるように入れます。
ここがポイント! ピクルス液と瓶のフタの間には必ず隙間を作ってください。瓶内を真空にする為の「脱気」をするには瓶とフタの間に5%以上の空寸が必要になります。なので内容量は90%〜95%に収まるようにしましょう。 (出典:https://www.chuku.jp/page/40)
3-6.煮沸殺菌
瓶を鍋にいれ10分〜15分ほど湯煎にかけます。
そのあと脱気をして瓶の中を真空にします。詳しい殺菌の仕方は自家製ピクルスを4ヶ月日持ち保存させる5つのポイントをご覧下さい。
3-7.完成!!
きゅうりの和風味のピクルスの完成です!この方法で作れば常温で4ヶ月は持ちます。食べる前に冷蔵庫にいれて冷やして頂くとより一層おいしく召し上がれます。
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