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7.182015
人参嫌いには茹で時間で解決!人参のピクルスレシピ
このレシピのみんなの評価
今回は緑黄色野菜の代表的な野菜「人参」のピクルスです!人参のピクルスのレシピはいくつかあるので今回は当店で一番オーソドックスなレシピを公開します。今後、また別のレシピを公開するので楽しみにしてください♪
もくじ
1.人参のピクルスの材料
今回作る人参のピクルスは洋風味のピクルス液を使います。ピクルス液の作り方は簡単!どんな野菜にも使える3種類のピクルス液のレシピの洋風味のピクルス液を参照してください。
材料 | |
人参 | 2本 |
レモン | 2枚 |
グローブ(パウダー状のもの) | 8g |
ピクルス液(洋風) | |
お酢 | 900cc |
水 | 600cc |
砂糖 | 200g |
塩 | 大さじ1 |
ローリエ | 3枚 |
タイム | 3本 |
※ピクルス液は作る量に応じて割合を変更して下さい。
2.良い人参の見分け方
ここでは美味しい人参の見分け方をご紹介します。
ちょっと小話ですが、「人参はカロテンが多く含まれて…」とはよく聞くと思うのですが、「カロテン」って以前「カロチン」って呼んでませんでしたか?
僕もずーっとカロチンと呼んでいたので、ある日突然世の中で「カロテン」と当然の様に呼ばれ出して困惑したものです。
調べてみると正式に変わったのは2000年11月からだそうで、『五訂日本食品標準成文表』なるものが改訂されたからなんですって。ドイツ語読みに近いCarotine 「カロチン」から英語のCarotene 「カロテン」に変更したそうです。
以上どうでもいい小話でした。
2-1.表面がキレイな人参
あまりいいのがなかったのでこの写真は参考にならないのですが、キレイな人参は表面にデコボコが少なくツルツルしています。
2-2.形が整っているもの
人参は栄養分が偏ったり不足すると二股になたっり形が歪になってしまいます。そういった人参は味に偏りが出てしまうのでなるべく形が整ったものを選ぶようにしましょう。
2-3.首の付け根が黒くないもの
人参の頭の部分をみると古いものはドス黒くなっています。そういったものはカットすると芯の部分も真っ黒になっており腐敗している可能性が大です。
なるべく白いものを選ぶようにしましょう。
3.人参のピクルスの作り方
それでは人参のピクルスの作り方です。
3-1.人参の皮むき
人参の皮を向きます。皮むき機を使う場合は頭の方から下へ向かって剥くと剥きやすいです。
3-2.人参のカット
まず人参の上下1cmを切り落とします。それを約1cm角の短冊状に切り分けます。
3-3.レモンのカット
レモンは5mmくらいの幅にカットしたものを2枚用意します。
それを下の写真の様に4等分にします。
これで材料のカットは完了です。
3-4.人参を茹でる
人参を殺菌の為に茹でるのですが、茹ですぎると柔らかくなりすぎてしまい食感が失われてしまいます。
しかし、人参は好き嫌いの差が激しい野菜なので、香り、食感ともに大好きな人は8分くらい、香りが苦手な人は10分以上柔らかくなるまで湯がいてください。
長く湯がくほど香りがお湯に溶け食べやすくなります。
3-5.グローブとレモンを和える
茹でた人参をトレイにあげレモン、グローブと和えます。グローブはパウダー状になったものを使用します。
3-6.ピクルス液に漬ける
人参を瓶に入れピクルス液を流し込んでいきます。なるべく全体がピクルス液に漬かるように入れます。
ここがポイント! ピクルス液と瓶のフタの間には必ず隙間を作ってください。瓶内を真空にする為の「脱気」をするには瓶とフタの間に5%以上の空寸が必要になります。なので内容量は90%〜95%に収まるようにしましょう。 (出典:https://www.chuku.jp/page/40)
3-7.煮沸殺菌
瓶を鍋にいれ10分〜15分ほど湯煎にかけます。これをしないと酵母や乳酸菌などが発生し長期保存が出来なくなるので必ずやるようにしてください。
そのあと脱気をして瓶の中を真空にします。詳しい殺菌の仕方は自家製ピクルスを4ヶ月日持ち保存させる5つのポイントをご覧下さい。
3-8.完成!!
人参のピクルスの完成です!グローブとレモンの香りが効いたおいしい人参のピクルスを是非味わってみてください!
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