レシピとブログ
7.42015
ほっぺた落ちるぅ!パプリカと白ワインの絶品ピクルスレシピ
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今回はパプリカのピクルスをご紹介します!パプリカはピーマンと良く似ていますよね。甘くて肉厚なのがパプリカかなぁーと何はとなく分かるのですが、ではピーマンと何が違うのか??
実はほぼ一緒です。生物学状では共にナス目/ナス科/トウガラシ属/トウガラシ種となり栽培品種までは全く一緒になります。
しかし、決定的にピーマンと違うのは栄養素です。ビタミンC、ビタミンP、ビタミンE、カロチン、カプサンチンなどが豊富に含まれています。
健康にも美容にも最適なパプリカのピクルス。是非チャレンジしてみてください!
もくじ
1.パプリカのピクルスの材料
今回作るパプリカのピクルス液はワインビネガーを使います。パプリカはハンガリーが原産国なので、ヨーロッパ風に仕上げてみます。それでは材料です。
材料 | |
パプリカ赤、黄色 | 各1個 |
ローズマリー | 適量 |
ピクルス液(洋風) | |
お酢 | 200cc |
ワインビネガー | 200cc |
水 | 300cc |
砂糖 | 200g |
塩 | 大さじ1 |
ローリエ | 2枚 |
タイム | 2本 |
※ピクルス液は作る量に応じて割合を変更して下さい。
2.おいしいパプリカの見分け方
ここでは美味しいパプリカの見分け方をご紹介します。
パプリカは傷がついてしまうとそこから急速に傷みだしてきます。なるべく丁寧に扱うようにしましょう。
2-1.ヘタの周りがキレイなパプリカ
良いパプリカはヘタの周りにハリがあり、キレイな色をしています。
逆に悪いパプリカは下の写真の様に茶色くなり柔らかい部分がでてきます。この部分は食べれないのでここだけ省いて調理しましょう。
2-2.色が均一なパプリカ
パプリカは栽培が非常に難しい作物です。日の当たり加減にムラがあるとその部分だけ着色が遅れ斑色になって見栄えが良く有りません。
その箇所だけ日照時間が短いので味にもムラがでてしまい味が落ちます。
2-3.中がキレイなパプリカ
買った後でないと分からない事なのですが、たまに外見は完璧なのに中はカビがはいっている事が有ります。
これは丈夫で肉厚でがっちりしたパプリカにみられる現象で、こういうパプリカは冷蔵保存をすると平気で20日間くらい持ちます。
しかし、それは外見だけの話で中は確実に腐敗が進行しています。これは見分けようがないので運に任せるしかありません。
こういうパプリカを販売しているスーパーには行かないことです。
3.パプリカのピクルスの作り方
それではパプリカのピクルスの作り方です。赤と黄色のパプリカを各1個用意します。
3-1.パプリカをカット
パプリカは下処理する事が少ないのでカットをして茹でたらあとは漬けるだけ。
手のかからないちゃちゃっと出来るお手軽ピクルスなんです。
まずは半分にカットをします。
3-2.種を取る
半分にカットすると中から綿と種が出てきます。
ヘタの部分を写真の様に親指を入れそのままボコッと種と一緒にヘタごと取り除きます。
全部のパプリカの種をとります。
3-3.パプリカを千切り
種を取ったパプリカを千切りにしていきます。幅は食感が活かせるように8mmくらいが丁度良いです。
3-4.パプリカを煮込む
パプリカはなかなか味がしみ込みません。しみ込みが浅いと苦みが勝ってしまい美味しさが落ちてしまいます。
なので今回は煮沸殺菌をかねてピクルス液と一緒に煮込みます。
先にピクルス液を沸騰させて、その後5分〜10分煮込みます。
3-5.ローズマリーを和える
茹でたパプリカをトレイに上げ、ローズマリーをかけてよく混ぜ合わせます。
3-6.ピクルス液に漬ける
パプリカを好きな瓶に入れ(密封性があるもの)ピクルス液を流し込んでいきます。パプリカ全体がピクルス液に漬かるように入れます。
ここがポイント! ピクルス液と瓶のフタの間には必ず隙間を作ってください。瓶内を真空にする為の「脱気」をするには瓶とフタの間に5%以上の空寸が必要になります。なので内容量は90%〜95%に収まるようにしましょう。 (出典:https://www.chuku.jp/page/40)
3-6.煮沸殺菌
瓶を鍋にいれ10分〜15分ほど湯煎にかけます。
そのあと脱気をして瓶の中を真空にします。詳しい殺菌の仕方は自家製ピクルスを4ヶ月日持ち保存させる5つのポイントをご覧下さい。
ローズマリーの香りがパプリカに移る様に1日くらい漬け置きしましょう。
3-7.完成!!
パプリカにワインビネガーとローズマリーの香りが凝縮された絶品ピクルスの完成です!食べる前に冷蔵庫にいれて冷やして頂くとより一層おいしく召し上がれますよ。
食べる時はミントやイタリアンパセリなどを添えて頂くと、色鮮やかになってお洒落度がアップしますよ!ちなみにここで添えているのは「パスレー」です。
その他ピクルスに使えるハーブは[保存版]プロがピクルスに使うスパイス&ハーブ17選を参考にして下さい。
ここがポイント! パセリやバジルなどの柔らかいハーブはピクルス液と一緒につけてしまうとお酢の酢酸効果で脱色され色がくすんでしまいます。色味を出したい場合は必ず食べる直前に添える様にしましょう。
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