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2016年度グッドデザイン賞を受賞致しました!

日本初!ピクルス専門学校「ピクルスアカデミー」開校

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日本初!ピクルス専門学校「ピクルスアカデミー」開校



この度、萩野菜ピクルスが2016年グッドデザイン賞社会貢献部門を受賞いたしました。

そしてなんと、山口県での受賞は全体を通しても弊社の1件のみです。

2012年に萩野菜のブランド化を確立するために個人事業JINRIを立ち上げました。まずは地元の人に萩の野菜は美味しいんだという事を伝える為に1年間地元スーパーに萩野菜コーナーを設置し野菜を販売。その中で農家さんから「規格外の野菜は捨てるしかない。どうにかしてくれんか。」という相談を受けるようになりました。

カットして使えば見た目なんか関係ないと考え、規格外野菜をピクルスにする事業を興す為に2013年合同会社JINRIとして法人化。

しかし、今までピクルスなんてものは作った事がなくわからない事だらけ。

そこから試行錯誤の連続でした。

作ってみても美味しくない、野菜の食感がなくなる、野菜の水分量が違うので同じ味にならない、細菌が発生して売り物にならないなど、1つの問題をクリアしても次々と新たなもんだが出てきました。

そんな問題をひとつひとつ地道に解決していき、2014年にやっと萩野菜ピクルスが完成。

初めて販売した時のドキドキ感は昨日の様に覚えています。

そして販売開始から2年経ち、累計販売数は約25000本になりました。

合同会社JINRIでは企業理念として「農家の実質的な収入の一助になる」「新たな産業を生み出す」という2つの理念を掲げており、野菜は必ず農家の言い値で買い取る(規格外だからと言って買い叩かない)などを徹底しています。

これは「正規品であろうが規格外であろうが農家が費やす労力は同じ」という考えからそうしています。

萩は観光産業を主としている地方中小都市です。明治維新の遺産が多く残り観光資源に恵まれています。

しかし、萩で育った人間として物心ついた頃から「萩は観光ばっかりやな、観光しかないんか、萩は。」と漠然と思っていました。これは裕福な観光資源があるから利用するのは当然なのですが、だからこそどうしても新たな産業の創出に対して感覚が疎いのではないかと思い始めました。

高校生の時に、いつか自分で萩に会社を作り観光ではない新たな産業を作りたいと志し、今の合同会社JINRIがあります。そして萩野菜ピクルスが生まれました。

今回のグッドデザイン賞受賞は社会貢献部門での受賞となった事が、大変ありがたく感じています。

見た目ばかりが注目されがちな萩野菜ピクルスですが、商品の裏にある背景や取り組みを評価していただいた事に他なりません。

この受賞を通じて萩のような地方でも新たな産業は興せるという事が多くの方に伝えられればと思っています。

プレスリリースはこちら
https://hagiyasai.com/good-design.pdf

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